相生晩茶(阿波晩茶)は日本では珍しい後発酵茶。蔵や木桶に住み着いている土着菌は家ごとに異なるため、生産者によって微妙な風味の違いが生まれるのも相生晩茶の特徴です。
ヨンロッパ 商店では、生産者が減少している貴重な相生晩茶を、農薬不使用で生産している茶農家2軒からお預かりし販売しています。
森容子さんの晩茶作りの特徴
おもに在来の茶の木を有機農法で育てています。肥料には油粕・カキ殻石灰を使用。収穫は、茶の葉を枝ごとしごき取るような手摘みでおこない、昔ながらの製法で丁寧に晩茶を作り続けています。できたての新茶を、手軽に飲めるティーパックタイプにしました。
内容量: 3g x 7パック
相生晩茶(阿波晩茶)
2021年3月11日付けで、阿波晩茶の製造技術が国の重要無形民俗文化財に指定され、日本のお茶文化にとっても重要と評価されました。
柔らかい新芽を摘み取る茶摘みとは違い、徳島県那賀町に伝わる晩茶は、真夏の暑い時期に固く大きく育ちきった葉を摘み(刈り)ます。その理由は、摘んだ茶葉を大きな釜で湯がいて揉み込むため。その後、空気が入らないように踏み固めながら、代々受け継がれた木桶に湯がいた葉を敷き詰めます。重石をのせ、微生物乳酸菌発酵をさせること約2週間。頃合いをみて、木桶から出した葉を炎天下のなか天日に干して乾燥させ完成。
乳酸菌発酵が生み出す絶妙な酸味のある独特の味わいは、健康志向の愛飲者も多い反面、担い手不足により生産量は少ないため、とても希少なお茶です。またカフェインが少ないため、小さいお子さんからお年寄りまで、安心して飲んでいただけます。
| 販売価格 | ¥1250(送料別・税込) |
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¥1,250
在庫10個




